金持ち父さんからの教え
「World Business Expo 2018
〜2人の金持ち父さんからの教え〜」
のセミナーに参加してきました。
お金持ちとして有名な(でも本当に資産がいくらあるのかは不明)ロバート・アレンとロバート・キヨサキが同時に公演するというのはアジアでは初めてだそうです。
またとないチャンスということで、受講中のロバートキヨサキ英語マスタープログラムの講師に誘われて参加しました。
遠くからですが生まれて初めて、生ロバート・アレン、ロバート・キヨサキを見ました。
日時は2018年10月6日(土)、場所は幕張メッセでした。
お昼の12時からスタートし終了したのは夜の19時半頃の長丁場でした。
私の参加費用はブロンズの7400円で一番安い席です。最前列のVVIPはなんと100万円という値段で、終了後は2人のロバートとの会食もセットされていると聞きました。(それにしてもすごい値段、、、)
- VVIP:¥1,000,000(税込)
- VIP:¥500,000(税込)
- プラチナ:¥300,000(税込)
- ゴールド:¥30,000(税込)
- シルバー:¥15,000(税込)
- ブロンズ:¥7,400(税込) ← 私はこれ
朝の会場入りからもう大変、幕張メッセの入場ゲート前でだいぶ待たされました。若い人が多かったのですが、2人のロバートは70歳くらいです。おじいちゃんの話をこんなにたくさんの人が聞くのかとちょっと驚きました。
傘は日傘です。10月にかかわらず、あまりにも日差しが強かったです。
入場と同時にロバート・アレン氏の最新刊の2冊の書籍がプレゼントして渡されました。
撮会場は約1万人入るくらいのスペースで、自分の席(席といってもパイプ椅子)は半分から後ろで、講演者は豆粒のようでした。
大型モニターでやっと姿を確認できました。
ロバート・アレンのセミナー
12時からから時間通りセミナーが開始されました。
まずは、司会者の紹介でう、2人のロバートが同時に壇上に上がり、著書の紹介とか、お互いに讃えあったりのオープニングでした。
一度全員がステージから下がり、ロバート・アレン氏が再登場して彼のセミナーが開始されました。
ロバート・アレン氏の話は彼の生い立ちから。お金がなくてだいぶ苦労したそうです。
「思考は現実化する」というナポレンオン・ヒルをバイブルにしていたこと、そこからメンターを持つことが大切という趣旨の話になりました。
次は、彼の億万長者養成講座の教え子の紹介(2名の外人と日本人)で、実際にその人物が壇上に上がり、いかにロバート・アレン氏の講座が役にたったかを話しました。
この辺りから、セミナーの内容が変わりました。
ロバート・アレン氏は日本でも101人の億万長者を作りたいということで、参加費約100万円の彼のプロジェクトに参加したい人の募集になりました。
「お金持ちになり人は?」 「プロジェクトへ参加したい人は?」
ロバート・アレン氏は参加者に手を挙げさせました。みなさんハイ!ハイ!と手を挙げています。
これって、催眠商法では、、、、???
最初は、無料参加チケットの配布だったのですが、、、、途中から初期費用10万円、20万円???の募集に変わり、最後はよくわからなくなりました。
以前、ロバート・アレン氏のプロジェクトの勉強会ということで集会に参加したら実は、ネットワークビジネスの研修会だったことがありました。ネットワークビジネスへ参加したくない人はロバート・アレン氏のセミナーとは距離を保った方が良いと思います。
私は、ロバート・アレン氏の考え方を書籍等で学ぼうと思います。
それにしてもロバート・アレン氏のステージ上での迫力はとても70歳とは思えませんでした。あれくらいの気迫を持ってビジネスに取り組まないとお金持ちにはなれないのでしょう。
長い休憩時間
ロバート・アレンのセミナー終了後に長い休憩がありました。この休憩時間は1時間くらいあったでしょうか?
休憩時間が何時までなのかも放送がありませんでした。会場のトイレは混んでいたので遠くのトイレに行っていいものか迷いました。
下手な進行と思いました。
ケイデン・チャンのプレゼン
次にシンガポール在の株の投資家ケイデン・チャン氏の短いプレゼンがありました。
彼の不幸な生い立ち、2度ガンにかかりながらも奇跡的に助かった話、株式投資セミナーの紹介でした。プレゼン時間は約15分で短すぎます。セミナーの宣伝だけ?と言う感じでした。
ヤマウチ・セイジ アートパフォーマンス
次はヤマウチ・セイジ氏のアートパフォーマンスです。約30分くらいだったでしょうか。鎧姿で登場し、チャンバラをやったあと数名のダンサーと踊り、即興で大きなキャンパスに絵を描くパフォーマンスでした。和太鼓がドンドコ、ドンドコとずっと伴奏していましたが、かなりの迫力でした。
楽しかったのですが、本日の目的と違うパフォーマンスだったので私には不要でした。これが終わらないとロバート・キヨサキ氏の講演にならないのですから。早く終わりにしてもらいたかったです。
ロバート・キヨサキ セミナー
やっと17時ごろからロバート・キヨサキ氏が登壇しました。
杖をついたなんとなく弱々しい姿でしたが、声はしっかりしていました。
5日前に内臓の出血で、倒れ緊急入院していたそうです。健康が心配です。杖をついて弱々しい姿でしたが、喋る口調はしっかりしていました。
「日本人のセミナー参加者にどうしても伝えたいことがあるので、無理してここに立っている」とのこと、拍手喝采を浴びていました。
ちなみにロバート・キヨサキ氏のおじいさんは熊本県出身だそうです。
さて、講演の内容ですが、冒頭、日本の経済は非常に悪い状態とショッキングことを言いました。
日銀はどんどんお金を発行し、ETFを買い込む(国債のことと思います)ことをやっています。日本政府の方針にははっきりと反対だそうです。安倍首相のことを「バカタレ」と言っていました。
貯金と株は貧乏への道だそうです。近々、またすごい恐慌が起こるため、そのための準備が必要と言っていました。
金持ち父さんの考え方を強調していました。
金持ち父さんの考え方
- お金のために働かない
- 自分自身のお金を印刷して行く(トランプ大統領もやっている)
- 仕事は探さない、自分で創る
- 投資商品を買わない(自分で投資をする)
- 貯金をしない
- 借金を作る
- 税金を合法的に払わない
- 政府と仲良くする
私は、継続してロバートキヨサキ英語マスタープログラムに参加しています。彼の考え方(お金持ち思考)はこのプログラムから学んでおりますので、半分以上は理解できたと思っております。
特に5項はロバート・キヨサキ氏が言い続けていることです。世界中でお金を多量に刷っている今の状況では、何かのきっかけで現金はいつ価値が暴落してもおかしくないと思います。
経済が回っているうちは大丈夫でしょう。しかし、リーマンショックのようなことがいつ起きるかわかりません。
自分は少しずつ、現金を金と不動産などの現物資産へ移行しようと思いました。
本日の講演のかなりの部分は、ロバート・キヨサキ氏の最新刊に書いてあります。
P36からです。よろしかったら読んで見てください。
最後にロバート・キヨサキ氏は「毎日考え行動している」と話していました。
お金持ちになるための、正解は一つではないと思います。「毎日考え行動する」ことで自分のお金持ちへの道を発見できるのではないかと考えます。
新しいバージョンのキャッシュフローゲームが販売されるそうなので、このゲームをやってお金のリテラシーを学んで欲しいとのことです。
通訳の女性が今ひとつでした。私にもわかる誤訳をかなりしていました。
最後に
セミナーが終了したのは19時30分すぎ、大変疲れました。
正直言って、私は今回のセミナーで新しく得られた知識はあまりなかったです。彼らが言っていることは書籍やビデオで勉強することができます。
生で両ロバートを見ることができたのが良かったかな、という程度です。一番安い席でよかったです。
プログラムの時間配分と進行が不満です。終了不明の長い休憩時間、不要なプレゼンとアートパフォーマンス、遅い終了時間。
同じような講演ならば次回は行かないかもしれません。
以上、ちょっと長くなりましたが、セミナー参加レポートです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。