バラ@コーヒー校長ブログ

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書評 大富豪が実践している「お金の哲学」 冨田和成著

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大金持ちの考え方

こんにちは、アラかん亭です。

今日は大富豪が実践している「お金の哲学」 冨田和成著を紹介します。

著者の冨田和成さんは、野村證券プライベートバンキングを担当し、たくさんのお金持ちに接してきました。現在は、ZUUという金融コンサル会社の代表取締り役です。

 

株式会社ZUU|金融×ITでエグゼクティブ層の資産管理と資産アドバイザーのビジネスを支援

 

他に「鬼速PDCA」などの著作があります。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

本書の出版はすでに2年前ですが、レイアウトも見やすく、内容も参考になることが多いので私は今でもたまに本を開きます。(私の断捨離では、捨てられなかった本の一冊です)

この本を買ったきっかけは、上野駅で電車の時間があったので、ふらっと入った駅ナカ本屋で、帯の「大金持ちは仕組みで稼ぐ」で引っ掛かって買ってしまいました。

衝動買いは失敗することも多いのですが、本書は当たりでした。

「一般人」、「小金持ち」、「大富豪」

本書は人間の行動パターンを「一般人」、「小金持ち」、「大富豪」に分けて対比して解説しています。

特に帯にあった、

一段の人は時間で稼ぐ。

小金持ちは運で稼ぐ。

大富豪は仕組みで稼ぐ。

すごく納得!

サラリーマンのような時間の切り売りではお金持ちにはなれません。以来(自分はお金持ちではないけれど)とにかく仕組みで稼ぐ方法を積み上げることが目標です。

本書は全部で45項目も考え方を紹介しているのですが、その中で参考になった考え方を紹介します。コメントは私の感想です。

稼ぐ目的

一般の人は生活のために稼ぐ

小金持ちは豪遊するために稼ぐ

大富豪は世の中のために稼ぐ

コメント:

ロバート・キヨサキも同じことを言っていました。

彼の場合は、政府がやりたがっている事業をやるということ。

(一般人とは全然規模が違います)

世の中のためになることは、世の中に受け入れられて継続します。

 

節約術

一般人は毎日の食費を削る

小金持ちは入った分だけ使い切る

大富豪は大きな支出だけで抑える

コメント:

金額は違いますが、私の不動産メンターも、食事にはものすごく気をつけています。

そして、銀行の振込み手数料など全く気にしません。

 

スーツ

一般人は好みでスーツを選ぶ

小金持ちは誇示できるスーツを選ぶ

大富豪は相手にどう見られたいかで服を選ぶ

コメント:

ドン小西さんが同じようなことを言っていました。

そう見られるかが、重要だと。

TPOに合わせてということになりますので、すごく奥が深くなります。

 

一般人は公共交通機関を使う

小金持ちは高級車を乗ります

大富豪はタクシーを使う

コメント:

amazon 世界最先端の戦略が分かる」などの著書で有名な成毛眞さんはタクシーしか使わないそうです。

理由は2つ。

・車中で読書をする時間を稼ぎ出す。

・公共交通機関は風邪などを移されるリスクがあり、それを避ける。

そうです。

 

店選び

一般人はネット上の評価の高い店

小金持ちはきらびやかなフレンチ

大富豪は人から紹介された和食店

コメント:

人から紹介された店ならば、ハズレのリスクは少ないと思います。

ホリエモンもテリヤキという選ばれた紹介人によるレストラン紹介の会員オンラインサロンをやっていますね。

 

スキル

一般人はとりあえず簿記

小金持ちは真っ先にMBA

大富豪は魅力的な話し方

コメント:

貧乏人は資格さえ取ればなんとかなると思っているケースが多いのでは。(自分もときどきこの罠にはまっています)

しかし、資格だけで食べていける人はごくわずか。資格も大切ですが、差がつくのはその人の人間性やスキルです。

魅力的な話し方から自分をブランディングして自分の顧客なりファンを集めた方がお金につながるということでしょう。

 

旅行

一般人はパッケージツアー

小金持ちは高級リゾートホテル

大富豪は、オーダーメイドの旅をする

コメント:

パッケージツアーは結局は既製品で面白みも欠けますし、人に話してもつまらない。自己満足に終わってしまう。やはり、旅は自分で創らなくては行けないということでしょう。

 

不動産投資

一般人は高くてできないと思っている

小金持ちは転売目的で買う

大金持ちは長期収入源として買う

コメント:

ロバート・キヨサキは転売で大きくなったと言っていました。

自分の不動産仲間も結構転売をして儲けています。

しかし、ある程度のお金持ちになったら転売ではなく、インカムゲインで安定収入を目指すということでしょう。仕組みづくりということになります。

 

負け方

一般人は金輪際投資をしないと誓う

小金持ちは勝ちにこだわり傷口を広げる

大富豪潔く負けを認めて次に進む

コメント:

ベストセラーで「道を開く」デール・カーネギー著の中でロスカット損切り)を学べと言う章がありました。生涯勝ち続けられる人はいません。負けた時にいかに損切りするか、撤退するか、リカバーするか、は成長するためのポイントです。

この大富豪の潔く負けると共通すると思います。

 

最後に

本書の中で、私が参考になった考え方を紹介しました。

他にもなるほどと思わせる考え方がたくさん載っています。

少しでも大富豪へ近くための指針に是非とも本書を読まれることをお勧めします。