アラかん亭ブログ

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目標はパリ、目的はフランス軍で悩んだ話

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こんにちは、アラかん亭です。

最近、職場で

「上(幹部)は目標と目的を取り違えている~、だからうちの組織ダメなんだ!」

というグチを仲間が話をしているのを耳にします。

「そうだよね、、」

と一応は相槌を打ちますが、そもそも目標と目的ってみんな正しく理解しているのだろか?とあとで悩むこと多くあります。

目標はパリ、目的はフランス軍

「目標はパリ、目的はフランス軍

は1871年の普仏戦争プロイセンがパリを占領した時に、プロセインの宰相ビスマルクが言った言葉だそうです。

もちろんビスマルクが日本語でつぶやいた訳ではなく、誰かが日本語へ翻訳したものです。

しかし、この言葉を聞いてから、自分の中で、分かっているつもりの目標と目的の差がにわかに怪しくなりました。

「私の目標は年収〇〇万円です。」

「彼の目的は〇〇だ」

のように言えば意味は比較的明確です。

しかし、「目標はパリ、目的はフランス軍」はどうでしょうか?

ビスマルクは、パリを占領してしまえば、フランス軍は士気を失い、戦争はプロイセンの勝利になるということを分かりやい言葉にしたものです。

初めて聞いた時はかっこいい!と思いました。

普段、職場や生活の中でも使いたいものですね。

「目標は売り上げ、目的は世界中で愛される会社」

「目標は年収、目的は充実人生」

なんていう感じでしょうか。

でもじっくり考えると、こん使い方は正しいのか?目標とは?目的とは? 一体なんだろうという悩みに取りつかれてしまいました。

 

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普仏戦争(1871年)

どちらでも良いことですが、、、、昔私が読んだ本で、これはビスマルクの言葉として記憶していました。今回ネットで調べたところ、プロイセン軍参謀総長モルトケの言葉と載っていました。

国語辞書はどうなっているか

国語辞典にあたってみました。

デジタル大辞泉には次のようになっています。

【目標】

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。

射撃・攻撃などの対象。まと。

行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

【目的】

実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。

倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。

 

広辞苑には次のようになっています。

【目標】

目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。的まと。「―を立てる」「努力―」

【目的】

成し遂げようと目指す事柄。行為の目 指すところ。意図している事柄。「-をとげる」

 

目標の「標」は道標の「標」ですから目印なのでしょう。目的の「的」は「まと」ですから、目指すところなのでしょう。 

英語はどうなっているか

英語ではどうでしょうか?

weblioのサイトで調べてみました。

【目標】

goal, target, objective

【目的】

purpose, aim, objective

objectiveは両方に出てきますが、目標はgoal,目的はpurposeは分かりやすいですね。

でも、日本語と何となんとなくニュアンスが違う感じがします。

「俺のゴールは家族の幸せだ」なんていっても違和感ありません。

目標と目的を入れ替えてみる

では、試しに目標と目的を混同し入れ替えてみたらどうでしょう。

「目標はフランス軍、目的はパリ」は通じるでしょうか?

これでも意味が通じるような気がします。

フランス軍を壊滅して、パリへ進行するということです。

「目標は充実人生、目的は年収」

充実人生で、年収もアップさせる。

ということで、こちらも通じそうです。

またもや、何となくぐらついてきました。

結論(今のところ)

当たり前ですが、目標と目的は違います。

しかし、私の中では依然として釈然としていません。

例えば大学受験で「〇〇大学合格が彼の目標だ」は分かりやすです。しかし「〇〇大学合格が彼の目的だ」と言っても、「ああそのために猛勉強しているのだね、〇〇大学で何かやろうとしているのだね」と同じような意味で違和感なく受け入れられます。

日本語では混同して使っても通じてしまうので、意味の範囲はとても広く、曖昧に使っているかもしれません。

日本語で何十年と生きてきたはずですが、私はもう暫く目標と目的の使い分けで悩みそうです。