アラかん亭ブログ

アラ環のITエンジニアです。お金持ち思考、不動産投資など様々なことをブログにしていきます。

近未来?ガラパゴス?スーパーワンダーレジ

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こんにちは、アラかん亭です。

先日、JR東日本赤羽駅で実験的に行われている無人コンビニ「スーパーワンダーレジ」を体験して来ました!

 スーパーワンダーレジとは

スーパーワンダーレジは店内は無人で、商品棚からお客さんが取った品物を全てカメラで追跡します。出口のキャッシャーではお客さんを特定して、代金を自動計算して表示、お客さんはSUICAなどの電子マネーカードで支払うものです。

自分で商品をバーコードに通すセルフレジではありません。出口で合計額が表示されお金を払うだけです。

米国にある無人コンビニのAmazon Goと比べてどのくらいのレベルなのでしょうか?Amazon Goは記事と宣伝ビデオでしか知らないので分かりませんが、日本でも無人コンビニの開発が行われていることが嬉しくなりました。

この自動コンビニは赤羽駅6番線のホームにありました。JR東の駅ナカコンビニNewDaysの場所を利用して実験しているものと思われます。実験の期間は約2ヵ月程度とのことです。

コンビニの裏には切符をイメージしたデザインで「TICKET TO TOMORROW」の大きな文字が描かれていました。 

www.itmedia.co.jp

 サインポスト社のサイト

https://signpost1.com/

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コンビニの裏側、チケットをイメージしたデザイン

近未来か?ガラパゴスか?

 日本でも頑張ってこのような仕組みを開発していることは日本人として嬉しいです。

でも不安なのです。この技術が将来メジャーになれるのか、それとも幾多の他の日本製品と同じくガラパゴス技術だったという結末を迎えてしまうかです。

このスーパーワンダーレジはSuicaなどのプリペイド電子マネーを使用しています。プリペイド型電子マナーを使用しているのは日本だけと聞きます。しかもプリペイド型の電子マネーで使用されるICチップは多額の製造コストがかかります。

一方のAmazon Goはプリペイド電子マネーのライバルであるQRコード決済方式です。QRコード方式はスマホにアプリをダウンロードするだけで使用できます。ハード的な製造コストはゼロです。

将来どちらの技術が流行りそうなのか、素人でも薄々分かります。

スーパーワンダーレジのプロモーションビデオを見ると、最後にICカード、現金などの多様な支払い方法を選択しているので、もしかしたら支払い方法は選択肢の一部であり、QRコードなどに置き換え可能かもしれません。

そうであることを願います。

www.youtube.com

 

待ち時間なしで体験

ガラパゴスかどうかはさておき、体験記です。

スタッフさんによると、オープンしたての頃は、ホームの階段下まで長い行列ができていたそうですが、当日は行列はなく、待ち時間ゼロで体験することができました。

一度に入店できるお客さんは3人までだそうです。

入り口扉と出口扉は決まっていて、一方通行になっています。

スタッフの方が4〜5人周辺にいました(上記写真では白いジャンパーを来ている人)。

入り口前に立つと、スタッフよりA4の説明シートを渡されましたが、同時に口頭で買い物方法を説明してくれて、待ち時間なしなので説明シートを見る暇はありませんでした。

SUICAカードを読ませて入店

説明を聞いたあと、まずは自分のSUICAカードを入り口右にある読み取りセンサーにかざします。そうすると店鋪入り口ドアが開きました。

買い物かごはありませんでした。棚から選んだ商品は手で持っている必要がありました。

 店内は広くなく、四角形のコンビニの中で長い方向に陳列棚が3つ、短い方向(奥)に2つ、計5つの陳列棚がありました。

見た感覚ですが、10m×5mくらいの広さです。各棚の商品の頭上に一つ一つのカメラ、店内の天井にもカメラがついています。これらのカメラの画像を解析して、どのお客さんがどの商品を取ったかを認識しているそうです。

カメラは棚に150台以上、天井に約10台くらいは付いていました。

商品数は限定されています。各段に6商品、5段で1棚。全部で5棚ですからコンビニ全体で150品目でしょうか。

正直欲しいものはありませんでしたが、何も買わないと体験にならないので、お菓子、パン、麦茶を試しに買いました。

コンビニの中は撮影禁止なので、外からガラス越しに撮影した写真です。

 

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棚(長手方向)

 

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棚(奥)

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コンビニの天井(蛍光灯の合間にカメラ)

商品を選び終わったらSUICAで支払い

商品を選び終わったら、商品を手に持って出口方向へ向かいます。

出口の手前に「ここに立ってください」という表示が床にあります。

そこに立つと右側のディスプレイに合計金額が表示されます。(棚(長手方向)の写真の手前、横に白いビニールバッグが下がっている)

合計金額が正しければ、SUICA接触させて支払いを済ませます。

支払いを済ませると出口の扉が開き、外に出られました。

出たらすぐにスタッフが待ち構えていて、「買ったものと合計金額に間違いはありませんか?」と確認を求められました。

私の場合は合計金額はバッチリ合っていました。

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商品を3点購入

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レシート、購入したものと合致しています

 

スタッフの人にいくつか質問をしてみました。

商品の数の最大は幾つですか?

 → 特に決まっていません。

Aさん,Bさん二人で入店してAさんが商品を棚からとってBさんに渡したらどうなりますか?

 → 対応していません。

今までに計算ミスがありましたか?

 → 2〜3件発生しましたが、ほとんどありません。

ただ、スタッフは開発したエンジニアではなくて補助員のようでした。

まとめ

良い研究開発であると思いました。

ただ、まだまだ実用化までには時間がかかりそうです。

先行するAmazonGoがどれだけ実用化の目処が立っているのか知らないので何とも言えませんが、Amazonより早く実用化できればと思いました。頑張って欲しいです。

労働人口がこれから低下すると言われている日本には良い機能です。

ホームのコンビニは狭く、レジがそれなりの比率でスペースを取るため、商品陳列棚の数が制限されます。レジがなければもっとスペースを有効に利用できるでしょう。

SUICAなどの電子マネーと同じように日本独自のガラパゴス開発にならないかちょっとだけ心配です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。