こんにちは、いかがお過ごしですか。
私は、いつも「やめる」ことに悩んできました。
新しいことをするためには、時間の制約から何かをやめなくてはいけません。
でも、ずっと続けてきた物事やサービスを「やめる」にはちょっとした勇気が必要です。
普通はなかなかそこまでの勇気は持てません。
そこで、そんなあなたに少し役立てるかもしれないことをブログにしました。
逃げるは恥だが役にたつ
以前、「逃げるは恥だが役にたつ」というテレビドラマが人気でした。
作家の百田尚樹さんによれば、この言葉自体はハンガリーのことわざで「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」という意味だそうです。
別に「逃げる」というほど深刻ではありませんが、変化は激しい現代において、続けてきたサービスや勉強を「やめればいいのか」、「続けるべきか」をどう判断すれば良いのでしょうか?
もちろん正解はないと思います。
でも、変化の激しい時代、これからもどんどん新しいサービスが出て来て、やりたいと思うことがたくさんあるでしょう。
でも、だれでも自分の持っている時間は1日24時間で限られています。
何かをやめなくては、新しいことは入りません。
やめるということは新しい何かを始める以上に重要です。
それでは、いくつか考え方をご紹介いたします。
考え方1 今うやっていることは、これからの時代に合うか?
これが一番重要な考え方です。
世の中はどんどん変化しています。
そしてIT技術の進化により、その変化はますます早くなっています。
ちょっと前まで当たり前だったことが、今は当たり前でないことがざらにあると思います。
携帯電話はその代表だと思います。
少し前までは、時代の最先端だった端末が今はガラ携などと言われ骨董品扱いです。
携帯電話は目に見えるのでわかりやすいですが、目に見えないもので多くのもので同じことが起こっているのではないかと思います。
孫さんの経営理念の一つは「流れに逆らわない」ということだそうです。
川で泳いだ事があればすぐにわかります。
流れに逆らって泳いでもちっとも前に進みません。逆に流れにのればものすごいスピードで泳げます。
世の中は流れる川のようなもの。
流れにのるものなのです。
これからの時代に合う → 続ける
これからの時代に合わない → やめる
考え方2 サンクコストは計算しない
サンクコスト(Sunk Coat)とはやめることにより無駄になる今までにかけたコスト(時間、費用、労力など)です。
捨ててしまい沈むコストなので、サンクコストといいます。
ありがちなのが、やめたら今までにかけたコストが無駄になるのでもったいないという考え方。
今までかけたコストは何の判断材料になるのでしょうか?
過ぎてしまったものは、もうどうにもなりません。
過去は変えられないのです。
大切なことは未来です。
未来は変えられます。
あなたのこれからの貴重な時間を無駄にしないために、過去のコストには目をつぶりましょう。
今までかけたコスト小 → やめるべき
今までかけたコスト大 → やめるべき
考え方3 他人に選ばれない、自分で選ぶ努力をする
よくありがちなのですが、仕事やプライベートで面倒な人がいて、その人の言動に振り回されてしまうことがあります。
分かっているけどやめられない。
そういう人との関係をすぐに断ち切りなさいとは言いません。
それぞれの関係や環境がありますから。
しかし、ちょっと落ち着いて考えてみてください。
その人との関係は運や環境のせいだけですか?
もしかしたら、あなたが選ぶということを放棄したためではありませんか?
私達は、思考を停止させてしまって、選ぶことを放棄しているのです。
でも、あなたは、自ら選ぶ権利をもっているのです。
すこし落ち着きましょう。
そして考えましょう。
あなたの方法で、あなた自身が持っている「選ぶ」という権利を行使してみましょう。
状況はすぐに好転しないかもしれません。
ですが、あなたが頭を働かせ続けば、いつかは良い結果が得られるでしょう。
思考停止から選ぶことを放棄する → ☓
思考を働かせて選ぶ権利を行使する → ◯
まとめ
これらは一つの考え方で、あくまでも私の基準です。
皆さんなりの考えがあるかと思います。
大事なことは、自分の頭で考える、そして自分なりの基準とかルールを持つことです。
昔、徳川家康は小田原征伐の時、権力者の豊臣秀吉から先祖代々の土地の三河から関東への移封を命ぜられました。
まとめるのに多大な犠牲をはらい、やっと統一でき、影響力も行使できる三河を捨てるのです。
家臣団はみな反対したそうです。
当然ですよね。
今までにかけてきたコストを考えると当然です。
でも、家康は自分の頭で考え、そして、移封を受け入れました。
どのような計算をしたのかは分かりません。
ですが、住み慣れた土地に住み続けるのを「やめる」ことに勝機を見出したことは確かです。
その後、関ヶ原の合戦や大阪の陣に勝利をして天下をとり、そして、現在の東京の大繁栄の礎を築きました。
あの時、三河の土地を手放さなければ、その後の徳川幕府の繁栄、東京の繁栄は無かったことでしょう。
「やめる」ということ、感じる以上n、非常に大切なことです。
新しいことにチャレンジする一方、「やめる」ということにもチャレンジしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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