こんにちは。
きょうはちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」をご紹介いたします。
現代に生きる人は必読の良書です。
私は人生がときめく感覚を味わいました!
この本を読んで気づきを一杯もらいました。
私は、重要な部分にマーカーを引き、感じたことを本にメモ書きしてしまうのですが、この本はメモで一杯です!!
とかく変化が激しく不安が多い現代ですが、ひさしぶりに未来に心がワクワク、人生がときめきました。
富士通が45歳以上の早期退職を募集
先日、富士通が45歳上の早期退職の募集を始めたことが大きなニュースになりました。
これは日本の社会の大きな節目を迎えたことを示す象徴的なニュースです。
高度成長期に大きく伸びた会社が、会社の屋台骨を支える中堅社員をリストラしようというのです。
いよいよ古き良き日本社会の伝統「終身雇用制度」の崩壊が現実的なものになってきました。
こんな現代で、今、求められるのが「マーケット感覚」です。
「マーケット感覚」無くして、これからの日本を生き抜くためには無理なのではないでしょうか。
富士通社員の45歳といえば、大概の社員は20年以上富士通に勤務です。
彼らが一体どのくらいマーケット感覚を持ち合わせているか不明です。
ですが、私の経験では富士通のような日本型大企業は終身雇用制をとってます。
ほぼ9割以上の社員がそこでしか働いと想定されるため、マーケット感覚のマの字も持っていないと思います。
論理的思考とマーケット感覚
ちきりんさんは「論理的思考」と「マーケット感覚」のふたつの思考法を併用することを推奨しています。
論理的思考は、きっちり物事を順序立てて考えていここと。
一方のマーケット感覚は市場価値に気づく能力です
この2つを併用することが大事です。
いくら論理的に正しくても、市場で売れなければ価値ゼロと言ってもいいくらいです。
先日、「いつやるの?、今でしょう!」で有名は林修先生お話をYouTubeで聴きました。
たしか、高学歴ニートの話だったと思います。
(林修 Youtube 高学歴ニートで検索すればすぐにヒットします)
林先生の話です。
先生はずうっと本にしたかった分野があったそうです。
しかし、残念ながら出版社から最初にオファーがあったのは、本人は今まで興味もなかった自己啓発の本でした。
それがこれです。
ご存知のようにこの本は100万部超えの大ヒット。
そこで、2冊目は万を持して自分が書きたかった本を書かせてもらったそうです。
それが、この本です。
(今は絶版ですが、林先生の本ということでプレミアム価格がついています)
論理的にはどちらも優れているのでしょうけど、マーケット感覚があるのは何と言っても「いつやるか?今でしょう!」ですよね!
大切なことは価値のある能力に気づく能力
そしてもう一つ、ちきりんさんが言うのは「価値のある能力に、気づく能力」です。
そうなんです。
よっぽどの人でなければ、「自分には売れるものなどない」と思うのが普通です。
林修先生ですら売れるものが分からなかったのですから。
「自分には、市場で売れる特別な能力はなにもない。だから組織を離れたらやっていけない」と考える人が多くいます。
だから、多少仕事がきつくても、給料がやすくても会社にしがみつきます。
でも、案外近くに自分でも売れるものがあることをこの本は教えてくれます。
TVショッピングの「ジャパネットたかた」、糸井重里さんの「ほぼ日」、カリスマ主婦の栗原はるみさんの料理グッズなのです。
ちょっと本から離れますが、マーケット感覚が抜群なのは、何と言っても世界的に片づけブームを巻き起こしているコンマリ(近藤麻理恵)さんです。
彼女のコンセプトは「人生がときめく魔法の片づけ」です。
コンマリさんの片づけのポイントは「人生をときめかせる」ことです。
片づけなんてだれにもある日常です。石ころです。
でもコンマリさんは「こんまりメッソド」としてそれをダイヤモンドにしました。
今年からネットフリックスの番組にもなっているので、気になる方は予告編をどうぞ。
ちまみに、コンマリさんはときめきを「スパーク、ジョイ」と言っています。
クライアントの外人さんも「スパーク、ジョイ」「スパーク、ジョイ」と連呼、喜んで片づけをしています。
「喜びがスパークする」というこの言葉、こちらもものすごいマーケット感覚です。
まとめ
ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」をご紹介しました。
私は、この本を読んで、ちきりんさんの説く「マーケット感覚」に、頭の中が何回もスパークしました。
コンマリさんのスパークジョイに似た感覚かもしれません。
パクりになってしまいますが「人生がときめく、マーケット感覚」とも言えるでしょう。
ご一読をオススメします。
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