こんにちは。いかがお過ごしですか。
だんだんと暖かくなってきました。
私の住む水戸は梅の花がキレイです。
3月18日は点字ブロックの日
今日は点字ブロックの記念日です。
Googleの検索画面上のGoogleDoodleも点字ブロックの挿絵です。
YouTube動画も作成されています。
日本発の発明で世界標準へ
点字ブロックは今から52年前の今日、1967年3月18日に岡山県立岡山盲学校に近い国道2号(現:国道250号)原尾島交差点周辺(現:岡山市中区)に、世界で初めて敷設されたそうです。
ある日、白杖を持った目の不自由な方の近くを車がすごい勢いで走り去ったのを見て、なんとくしたいと思い、点字ブロックの発明につながったようです。
2001年に日本工業規格(JIS T 9251)として規格化されました。
そして2012年には国際規格としてISO23599で世界標準になったそうです。
日本人が発明した物や規格は、世界では認めらずガラパゴス化することが多いですが、この点字ブロックは見事に日本発で世界標準になりました。
日本が誇れる文化の一つです。
点字ブロックは、縦棒のエンボスがある「線状ブロック」とイボイボの丸い突起がある「点状ブロック」の2種類があります。
「線状ブロック」は進む方向を示し、「点状ブロック」は注意を示します。
これらの組み合わせで、目の不自由な人のガイドをしています。
ブラジルの点字ブロックは赤
全く偶然ですか、1ヶ月ほど前ブラジル人の友人とスカイプで会話をしているときに「点字ブロック」の話になりました。
世界標準になっていることは知らずに、お互いに「日本でもブラジルでも点字ブロックは色は違うけど同じだね」などと会話しました。
友人がブラジルのクリティバ市に設置されている点字ブロックの写真を送付してくれました。
多少、設置の木目の細かさは違いますが、同じ形状です。
ただ、ブラジルの点字ブロックは赤のようです。
ブラジルクリティバ市の「線状ブロック」
日本の「線状ブロック」
ブラジルクリチバ市の「点状ブロック」
日本の「点状ブロック」
まとめ
点字ブロックが日本人の発明とは知りませんでした。
障害者への対応は日本が遅れていると感じていますが、点字ブロックは日本発でした。
素晴らしです。
このように、日本発で障害者の方々の助けになる物や仕掛けが、もっともっと増えることを願います。