こんにちは。
いかがお過ごしですか?
あなたはブログに埋め込む検索キーワードをどのように設定していますか?
思いつくままに、適当に設定するのでは集客は望めません。
検索キーワードがそのブログに適切なものでなければ、Googleでの表示順位が下がるばっかりか、せっかく訪問してくれた検索ユーザもすぐに離脱してしまいます。
今回は、Google広告のキーワードプランナーを使って、ブログの最適な検索キーワードを調査する方法を勉強します。
最適な検索キーワードとは
何かブログを書いたとします。
このブログを見てもらうためには、検索ユーザに流入してもらう必要があります。
流入してもらうためには、正確な最適なキーワードをブログに書き込まなくてはいけません。
ここであえて「最適な」と付け加えているのは、自分のブログやホームページの目的にマッチしたものでなくてはいけないからです。
適切なキーワードでなければ、せっかく見に来てくれた検索ユーザーは、自分の求めていたブログと違うためにすぐに[X]ボタンでサイトから離脱してしまいます。
すぐに離脱されるとGoogleはこのページは意味がない、内容の薄いページだと理解して検索結果の表示順位を下げると言われています。
最適な検索キーワードを見つける
Google広告キーワードプランナーを使用する
今回も、Google広告のキーワードプランナーを使用します。
キーワードプランナーの使い方は以前のブログで紹介しているのでご参考ください。
思いついたキーワードでは検索は月10件
あなたは、地元水戸市(例です)の少年野球(リトルリーグ)チームのホームページ作成を任されたとします。
ホームページの目的は、
- 新たな選手の募集
- 関係者のさらなる支援依頼
です。
ホームページを作るからには、たくさんの少年野球関係者に閲覧してもらうのは当然です。
そのためには最適なキーワード設定が必要になります。
まず思いつくのは「リトルリーグ」「チーム」「水戸」です。
ところが、キーワードプランナーで検索してみると「リトルリーグ」「チーム」「水戸」の検索はわずか月10件しかないことが分かりました。
これでは、検索からの流入はとても期待できません。
キーワードは自分勝手な思いつきではなく、Google広告のキーワードプランナーを使用して、検索実績から最適に決めるべきなのです。
もう一つの重要なポイント
もう一つ、重要なポイントがあります。
これは関東の少年野球のチームのページです。九州の人にこのホームページを見てもらってもあまり意味がないということです。
九州の人がこのページをたまたま見てもすぐに[X]ボタンを押して離脱するだけです。
キーワードには「野球」のようなビッグキーワードと、「リトルリーグ」「チーム」「水戸」などのスモールキーワードがあります。
今回目指すべきは、ページの目的を果たしてくれるスモールキーワードです。
関連キーワードを調べる
以上を踏まえた上で、関連キーワードを調べてみます。
Google広告のキーワードプランナーで出力された関連キーワードを上部の「キーワード候補をダウンロード」を使用して、ダウンロードします。
Excelに読み込んで検索数が多い順に並べ替えました。
それが次のの表です。
Keyword | Max search volume |
---|---|
スポーツ | 1000000 |
岩手 県 | 100000 |
マリーンズ | 100000 |
スパイク 野球 | 10000 |
ミズノ スパイク 野球 | 10000 |
ユニフォーム 野球 | 10000 |
野球 練習 | 10000 |
友部 | 10000 |
リトルリーグ バット | 1000 |
アシックス 野球 シューズ | 1000 |
グローブ ソフト ボール | 1000 |
スポーツ ユニフォーム | 1000 |
子供 野球 | 1000 |
野球 バット 軟式 | 1000 |
ナイキ ユニフォーム オーダー | 1000 |
小学生 野球 | 1000 |
子供 バット | 1000 |
シニア スポーツ | 1000 |
スパイク 野球 ミズノ | 1000 |
表で表示している関連キーワードはわずか20個程度ですが、この下に350個も表示されています。
そのうち、月間の検索数が1000件以上のキーワードが85個もありました。
関連キーワードの中から、意味があり、検索数の多いキーワードを選んでいきます。
少年野球のホームページは、子供の親が見る可能性が高いので、親が見ることを想定しました。
また、支援をしてくれそうな野球関係者が見ることを想定しました。
私が選んだのは次のようなキーワードです。
用具関係
「ユニフォーム」「スパイク」「グローブ」「バット」「ナイキ」「ミズノ」
指導者・練習関係
「コーチ」「シニア」「練習」
その他
「マクドナルド」「サッカー」「女子」
用具の検索数は多い
「リトルリーグ バット」の月検索数は1000件ありました。
「アシックス 野球 シューズ」も同様に1000件です。
用具メーカーがバックにいるため、意外と用具関係の検索数は多いと思われます。
もし、ミズノやアシックスなどのメーカーの用具を使用しているのならば、名前を出して、キーワードとすべきです。
練習は重要な要素
「野球 練習」の月検索数は1000件ありました。
大切な子供を預けるからには、どんな練習をしているのか、どんな人が指導しているのか大変重要です。
練習内容や方法は大変気になるところです。
チームを指導する指導者の経歴や人格も重要です。
考えても見てください。
どんな人が指導しているのか分からないチームにあなたの大切な子供を預ける気にはなれないでしょう。
方針が合わないとか、考え方が柔軟でないような人が指導している場合は親としては避けたいです。
そこで、許せる範囲で、指導者の情報や写真を掲載し、キーワードにします。
意外なキーワード
意外なキーワードも含めるようにします。
「マクドナルド」は大変意外かと思われます。しかし、リトルリーグ全国大会のスポンサーは「マクドナルド」なのです。
「マクドナルド」の月検索数も1000件です。
このキーワードを使用することで、意外な流入があるかもしれません。
「サッカー」も意外ですね。子供が兄弟でスポーツをやっていて、お兄さんはサッカー、弟は野球なんていうこともありえます。
「女子」は、知っている人も多いかもしれませんが、最近は女の子もリトルリーグに参加しています。もし、チームが女の子の入会を許すならば、是非ともキーワードとして加えるべきでしょう。
最適検索キーワードをページに含める
キーワードを決められたならば、あとはこれらのキーワードを使用してブログやホームページを作ります。
色々な組み合わせを使って複数の記事を書いていくことです。
つまり、道具のページ、指導者と指導方法のページ、全国大会(マクドナルド)やサッカーを兄弟がやっている選手ページ、女子選手のページなのです。
そこに先ほどの複合キーワード(リトルリーグ ユニフォーム 水戸など)を使用していきます。
くれぐれも注意したいのは、たくさんお検索流入が欲しいから、意味もなく、ページには関係のないキーワードを多用することです。
まとめ
今回は、ブログやホームページで書く内容が決まっていることから、最適ば検索キーワードを設定しました。
検索ユーザが求めているのは「答え」です。
その「答え」のための最適なキーワードを設定することが大切です。
ただし、キーワードは自分の勝手な思いつきではなく、Google広告のキーワードプランナーを使用して、検索実績から決めるべきなのです。
また、そのページに見合ったスモールキーワードが必要です。
皆さんの参考にしていただければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。