ねえ、
「迷う理由が「値段」なら買え、買う理由が「値段」ならやめておけ」
って言葉、知ってる?
どこかで聞いたことあるな
表面上の値段だけで判断してはいけないということよね
なるほど、買うか買わないかの
判断基準はそれを買って役に立つか、立たないかだよね
この考えで
「やらない理由が「面倒」ならばやれ、やる理由が「簡単」ならばやめておけ」
っていうことも言えるわよね?
確かに。
面倒か、面倒でないかで、やるやらないを判断してはいけないよね
やる、やらないの判断、どうしていますか?
本日は「やらない理由が「面倒」ならばやれ、やる理由が「簡単」ならばやめておけ」ということを書きます。
ちょっと前ににネットで話題になった
「迷う理由が「値段」なら買え、買う理由が「値段」ならやめておけ」
というフレーズのパクリです。
でも、私たちの普段の「やる、やらない」の判断でも同様なことが言えるのではないでしょうか。
正常性バイアス
人間は本能的に正常性バイアスというものが働きます。
正常性バイアスについては、以前に別のブログで書きましたので、ご参照ください。
要は、人間は現状維持したいという気持ちが働くということです。
現状維持が一番安全と思えて、しかも心地良いのです。
これは、転職などの場合は特にそうです。
転職して今の職場を離れたほうが、長い目で見ればよいと分かっていても、面倒だからやらない。
だって、今の職場の上司にやめると伝えなければなりませんし、就活して新たに面接を受けなければいけません。
その結果、自分の本来の気持ちに反して、
好きでもない現在の職場の良いところを無理矢理に見つけ出して、転職しない理由にします。
転職のような大きなイベントでなくても、
毎日の生活の中の小さなことでも日々発生してい流のではないでしょうか?
職場での体験
もうかなり前のことになりますが、
昼食の時に、キャッシュレスのLinePayで支払うとポイントが余分について得だよって、職場の仲間に話をしました。
ところが、ほぼ全員が設定が「面倒」だからやらない!という反応でした。
みんな、普段はあっちのスーパーが安いとか、クーポン券を集めたりとか、
必死に多大な労力と時間をかけて、安売りを探しているのに。
その労力と時間をかければ、すぐにLinePayで支払いはできます。
しかし、LinePayのアカウントを開き、使い方を覚えるのが面倒というのがほとんどの人の理由です。
やらなり理由にしてはもったいないと思います。
「面倒」でやらないのないはピンチ
もしあなたが、いいと思っても「面倒」でやらないのならば、
それはピンチです。
逆に新しいことに対しやる理由が「簡単」だからやる、
それはリスクです。
新しいものに何でも手を出せと言っているのではありません。
新しいもので、いいなと思っても「面倒」だからやらない、
は判断として良くないということです。
それに、新しいものだからこそ、やってみなければ分からないし、
やってみたら案外簡単だったということも多いのではないでしょうか。
正常性バイアスを乗り越えろ
人間は常に正常性バイアスの影響下に置かれています。
正常性バイアスを乗り越えられるものこそが、勝者になる可能性が高いのではないでしょうか?
「やらない理由が「面倒」ならばやれ、やる理由が「簡単」ならばやめておけ」です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。