バラ@コーヒー校長ブログ

コーヒー大好き。日頃感じることをブログにしていきます。

書評 突き抜けたブログのために 「ブログ飯」染谷昌利著

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こんにちは、アラかん亭です。

今日は、カリスマブロガーの染谷昌利さんの「ブログ飯」を紹介します。

 

家族を食わせるがテーマ

プロのブロガーの本は何冊か購入しているのですが、単なる技術書、ノウハウ本ではなく、読み物として読める本は少なく、この本はその一冊です。

著者の染谷昌利さんはご家庭持ちです。

奥さん、お子さん、猫一匹が家族で、家族を食わせるためにのブログをいかに作るかが本書の軸となっています。

裏表紙はその状況がイラストにされています。

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ブログ飯 裏表紙

 

「突き抜ける技術」はブロガー必読

会社員時代の話、会社をやめて独立した経緯、ブログでいかに食えるようになったかが赤裸々に記述されています。

初版は2013年なので今から5年前です。私の買った本は第8刷で、今年の7月に増刷ですから根強い人気があることが分かります。

内容は小手先のテクニックではなく、心構えや考え方を中心に書かれています。

ですから、5年経った今も決して内容は陳腐化していません。

前半はオーソドックスな考え方が列挙されていますが、
後半第4章からがいよいよこの本のメインメニュー、「飯が食えるブログ」の考え方です。

特に第6章は「突き抜ける技術」はブロガー必読です。
「飯が食えるブログ」のキモが列挙されています。

 

 

PV数を上げるためには?

500PV以下、月額の収益が5万円以下ならば運営に問題があるそうです。

筆者はPV数を上げるためには、

  • 他人に利益を提供しているか
  • 共感を呼べるか
  • 心を震わせるような出来事(感動、笑、関心、驚き、好奇心、名言など)

が必要とのことです。

ブログの外見より先に、内容を磨かなくてはいけません。

自分のブログを省みて、まだまだであることが良くわかりました。

他の人のブログを見るときのヒントを得た

他人のブログを評価、批評するブログを時々見かけます。
普通はその評価軸が、タイトル、レイアウト、内容、文章の書き方などです。
それらもアリで大変勉強になります。

が、著者が主張する「飯が食える」ブログという切り口で、他人のブログを読んでみるのも自分のブログ向上のためには必要と思いました。

例えばですが、一般ブログならば

  • 数ヶ月運営しているか
  • その記事を著者は発信する必要度は何か
  • 誰に伝えるかを意識しているか
  • 表現方法は多様化しているか
  • 専門用語を使っていないか
  • 個性的か

など。また、アフェリエイトならば

  • 広告が載っている商品を本当にお薦めしているか
  • ブログの著者は自腹を切っているか
  • 商品をきちんと調査しているか
  • 商品のマーケットを調査しているか
  • 商品と想定読者を調査しているか

など。

特に、アフェリエイトで自腹をきっているかというのは注目に値します。自腹をきってお薦めするからこそ、本当のその商品の価値が分かるというものです。また、推薦する文章も自分の言葉にできます。

 

まとめ

学びの多い本でした。

特にPV数を上げるか「他者に利益を供給できるか」という観点では、自分のブログはまだまだ、ところかスタートラインにも立っていないのではという錯覚においち入りました。

なにはともわれ、ブログをやっている人は必読の本です。

 

 

内容の抜粋

本書の抜粋です。

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世間の動きはここまで早いのかと、そして会社だってあてにならないのだ、とつくづく実感したのです。

最低30記事は書けるようなテーマを見つける。

飯が食えるブログを作るためには少なくとも数ヶ月は運営し続けることが必要です。

ブログ運営で最も重要なポイント【ワーク】

  • なぜそれを発信する必要があるのか
  • 自分の得意分野を少しずつ拡大してみましょう
  • 専門家だけと言えるだけの知識や経験を積み上げ、その内容をブログに反映していきましょう

「なぜ自分なのか」ということを意識しておくだけで、不思議なことに文章の雰囲気が変わってきます。ですので、一つだけでも構いませんので自分らしさをブログの中に埋め込んでください。

私は多くのブログ見てきていますが、意外とこの「誰に伝えるか」という点を意識して書いているブログは少ないのです。

「日記」では「飯が食えるブログ」には成り得ないことは認識してください。あなたが、芸能人や有名人なであれば、日々の生活を書いてもいいでしょう。でも、全然知らない、ごく普通の人のランチや日々の出来事を読んで、あなたは楽しいですか?

お金を払うという体験をしておくことで、「なぜあなたはこの商品を買おうと思ったのか」という、あなただけしかできない貴重な体験を得ることができます。

商品が売れないのは、自分自身は、お金を払うという経験を積んでいないのです。「お金を払うのに躊躇するポイントはどこか」「お金を払うことで得られる対価は何か」など、お金を使うことで学べる重要なポイントを実践できるのです。

強豪ひしめく市場(レッドオーシャン)で戦い抜き、その場で得られた体験やインスピレーションから新たな市場(ブルーオーシャン)を創造する。

一日のアクセス数が500PV以下、月額の収益が5万円以下なのであれば、何かしらに運営方法に問題があります。
それはブログのテーマかもしれませんし、文章力なのかもしれませんし、絶対的な情報量は少ないのかもしれません。
思い切ってそのブログは捨てて、新たなデーマで仕切りなおしした方が良いでしょう。

収益の最大化を重視するのであれば、アクセス数だけを追い求めるのはやめましょう。それよりも、いかに少ないアクセスで商品やサービスを購入してもらえるかを突き詰めるほうが重要になります。

ブログを書くことに慣れてきたら、今度はあなたの「ウリ」は何なのかを徹底的に掘り下げて見ましょう。
「ウリ」とは、ユニーク、すなわち独自性を持った存在ということです。

アクセス数や収益を上げるためには、価値を生み出さなくてはいけません。
あなたの得意分野、知識が誰かの役に立った時、初めてそこに価値が生まれるのです。例えあなたの独自性が、誰もやっていないような珍しいものでも、他者に利益を提供できなければ、単なるイロモノで終わってしまいます。

多くのブロガーは自分の独自性について考えることはないからです。
自分の独自性によって、誰が利益を得るかで考えているブロガーはさらに少数になります。

どのような発信をしてれば、フォロワーは増えて行くのでしょう。
まずは「共感」を生ませることです。SNSで共有されやすい内容は、ズバリ、心を震わせるような出来事(感動、笑、関心、驚き、好奇心、名言など)です。

私は禅や瞑想が趣味で、その中に「諦めた瞬間、豊かさが入ってくる」という教えがあります。
開き直りといのは、ある種の「覚悟」だと思います。追い詰められたり腹をくくると、人知を超えた大きな力が働くのかもしれません。

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◆目次◆

はじめに
第1章 私が「ブログ飯」になるまで
第2章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
第3章 継続して成果を出すブログの違い
第4章 個人でお金を稼ぐということ
第5章 SNSことはじめ
第6章 突き抜ける技術
特別コラム 鬼嫁は見た!
おわりに

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個性を収入に変える生き方「ブログ飯」 染谷昌利著
インプレス 定価1600円+税

アマゾンで紙書籍購入

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セミナー参加レポート 2人の金持ち父さんからの教え

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金持ち父さんからの教え

World Business Expo 2018

〜2人の金持ち父さんからの教え〜

セミナーに参加してきました。

お金持ちとして有名な(でも本当に資産がいくらあるのかは不明)ロバート・アレンとロバート・キヨサキが同時に公演するというのはアジアでは初めてだそうです。

またとないチャンスということで、受講中のロバートキヨサキ英語マスタープログラムの講師に誘われて参加しました。

遠くからですが生まれて初めて、生ロバート・アレン、ロバート・キヨサキを見ました。

日時は2018年10月6日(土)、場所は幕張メッセでした。

お昼の12時からスタートし終了したのは夜の19時半頃の長丁場でした。

私の参加費用はブロンズの7400円で一番安い席です。最前列のVVIPはなんと100万円という値段で、終了後は2人のロバートとの会食もセットされていると聞きました。(それにしてもすごい値段、、、)

  • VVIP:¥1,000,000(税込) 
  • VIP:¥500,000(税込) 
  • プラチナ:¥300,000(税込) 
  • ゴールド:¥30,000(税込) 
  • シルバー:¥15,000(税込) 
  • ブロンズ:¥7,400(税込) ← 私はこれ

朝の会場入りからもう大変、幕張メッセの入場ゲート前でだいぶ待たされました。若い人が多かったのですが、2人のロバートは70歳くらいです。おじいちゃんの話をこんなにたくさんの人が聞くのかとちょっと驚きました。

傘は日傘です。10月にかかわらず、あまりにも日差しが強かったです。

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炎天下の中、30分くらい入場待ち


入場と同時にロバート・アレン氏の最新刊の2冊の書籍がプレゼントして渡されました。

 

 撮会場は約1万人入るくらいのスペースで、自分の席(席といってもパイプ椅子)は半分から後ろで、講演者は豆粒のようでした。

大型モニターでやっと姿を確認できました。

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会場を横から撮影(写っているのは後ろ半分の席)

 

ロバート・アレンのセミナー

12時からから時間通りセミナーが開始されました。

まずは、司会者の紹介でう、2人のロバートが同時に壇上に上がり、著書の紹介とか、お互いに讃えあったりのオープニングでした。

一度全員がステージから下がり、ロバート・アレン氏が再登場して彼のセミナーが開始されました。

ロバート・アレン氏の話は彼の生い立ちから。お金がなくてだいぶ苦労したそうです。

「思考は現実化する」というナポレンオン・ヒルをバイブルにしていたこと、そこからメンターを持つことが大切という趣旨の話になりました。

次は、彼の億万長者養成講座の教え子の紹介(2名の外人と日本人)で、実際にその人物が壇上に上がり、いかにロバート・アレン氏の講座が役にたったかを話しました。

この辺りから、セミナーの内容が変わりました。

ロバート・アレン氏は日本でも101人の億万長者を作りたいということで、参加費約100万円の彼のプロジェクトに参加したい人の募集になりました。

「お金持ちになり人は?」 「プロジェクトへ参加したい人は?」 

ロバート・アレン氏は参加者に手を挙げさせました。みなさんハイ!ハイ!と手を挙げています。

これって、催眠商法では、、、、???

最初は、無料参加チケットの配布だったのですが、、、、途中から初期費用10万円、20万円???の募集に変わり、最後はよくわからなくなりました。

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これって催眠商法

以前、ロバート・アレン氏のプロジェクトの勉強会ということで集会に参加したら実は、ネットワークビジネスの研修会だったことがありました。ネットワークビジネスへ参加したくない人はロバート・アレン氏のセミナーとは距離を保った方が良いと思います。

私は、ロバート・アレン氏の考え方を書籍等で学ぼうと思います。

それにしてもロバート・アレン氏のステージ上での迫力はとても70歳とは思えませんでした。あれくらいの気迫を持ってビジネスに取り組まないとお金持ちにはなれないのでしょう。

長い休憩時間

ロバート・アレンのセミナー終了後に長い休憩がありました。この休憩時間は1時間くらいあったでしょうか?

休憩時間が何時までなのかも放送がありませんでした。会場のトイレは混んでいたので遠くのトイレに行っていいものか迷いました。

下手な進行と思いました。

ケイデン・チャンのプレゼン

次にシンガポール在の株の投資家ケイデン・チャン氏の短いプレゼンがありました。

彼の不幸な生い立ち、2度ガンにかかりながらも奇跡的に助かった話、株式投資セミナーの紹介でした。プレゼン時間は約15分で短すぎます。セミナーの宣伝だけ?と言う感じでした。

ヤマウチ・セイジ アートパフォーマンス

次はヤマウチ・セイジ氏のアートパフォーマンスです。約30分くらいだったでしょうか。鎧姿で登場し、チャンバラをやったあと数名のダンサーと踊り、即興で大きなキャンパスに絵を描くパフォーマンスでした。和太鼓がドンドコ、ドンドコとずっと伴奏していましたが、かなりの迫力でした。

楽しかったのですが、本日の目的と違うパフォーマンスだったので私には不要でした。これが終わらないとロバート・キヨサキ氏の講演にならないのですから。早く終わりにしてもらいたかったです。

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ヤマウチ・セイジがステージで描いたアート

 

 ロバート・キヨサキ セミナー

やっと17時ごろからロバート・キヨサキ氏が登壇しました。

杖をついたなんとなく弱々しい姿でしたが、声はしっかりしていました。

5日前に内臓の出血で、倒れ緊急入院していたそうです。健康が心配です。杖をついて弱々しい姿でしたが、喋る口調はしっかりしていました。

「日本人のセミナー参加者にどうしても伝えたいことがあるので、無理してここに立っている」とのこと、拍手喝采を浴びていました。

ちなみにロバート・キヨサキ氏のおじいさんは熊本県出身だそうです。

さて、講演の内容ですが、冒頭、日本の経済は非常に悪い状態とショッキングことを言いました。

日銀はどんどんお金を発行し、ETFを買い込む(国債のことと思います)ことをやっています。日本政府の方針にははっきりと反対だそうです。安倍首相のことを「バカタレ」と言っていました。

貯金と株は貧乏への道だそうです。近々、またすごい恐慌が起こるため、そのための準備が必要と言っていました。

金持ち父さんの考え方を強調していました。

金持ち父さんの考え方

  1. お金のために働かない
  2. 自分自身のお金を印刷して行く(トランプ大統領もやっている)
  3. 仕事は探さない、自分で創る
  4. 投資商品を買わない(自分で投資をする)
  5. 貯金をしない
  6. 借金を作る
  7. 税金を合法的に払わない
  8. 政府と仲良くする

私は、継続してロバートキヨサキ英語マスタープログラムに参加しています。彼の考え方(お金持ち思考)はこのプログラムから学んでおりますので、半分以上は理解できたと思っております。

特に5項はロバート・キヨサキ氏が言い続けていることです。世界中でお金を多量に刷っている今の状況では、何かのきっかけで現金はいつ価値が暴落してもおかしくないと思います。

経済が回っているうちは大丈夫でしょう。しかし、リーマンショックのようなことがいつ起きるかわかりません。

自分は少しずつ、現金を金と不動産などの現物資産へ移行しようと思いました。

本日の講演のかなりの部分は、ロバート・キヨサキ氏の最新刊に書いてあります。

P36からです。よろしかったら読んで見てください。 

最後にロバート・キヨサキ氏は「毎日考え行動している」と話していました。

お金持ちになるための、正解は一つではないと思います。「毎日考え行動する」ことで自分のお金持ちへの道を発見できるのではないかと考えます。

新しいバージョンのキャッシュフローゲームが販売されるそうなので、このゲームをやってお金のリテラシーを学んで欲しいとのことです。

通訳の女性が今ひとつでした。私にもわかる誤訳をかなりしていました。

最後に

セミナーが終了したのは19時30分すぎ、大変疲れました。

正直言って、私は今回のセミナーで新しく得られた知識はあまりなかったです。彼らが言っていることは書籍やビデオで勉強することができます。

生で両ロバートを見ることができたのが良かったかな、という程度です。一番安い席でよかったです。

プログラムの時間配分と進行が不満です。終了不明の長い休憩時間、不要なプレゼンとアートパフォーマンス、遅い終了時間。

同じような講演ならば次回は行かないかもしれません。

以上、ちょっと長くなりましたが、セミナー参加レポートです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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最後のフィナーレ(撮影可となりました、遠くからですみません)

 

書評 ヒット連発編集者の頭の中 「死ぬこと以外かすり傷」 箕輪厚介著 

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表裏表紙

こんにちは。

アラかん亭です。

今日は幻冬社の編集者箕輪厚介氏の「死ぬこと以外かすり傷」をご紹介しましす。

 キャッチーなタイトル

私はこの本を読んだ理由は、ヒット連発編集者の頭の中と、ビジネスを成功させる仕組み化に興味があり購入しました。

箕輪氏はホリエモン『多動力』、前田裕二『人生の勝算』、佐藤航陽『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』、落合陽一『日本再興戦略』などヒット作を連発した今日本で最も熱い編集者です。

本書は話題の編集者+心に刺さるキャッチーなタイトルの出版なので、たちまちに3刷まで増刷され、大ヒットしています。

失楽園」「愛の流刑地」など原作者である故渡辺淳一氏は「本はタイトルで決まる」などとおっしゃていました。まさにそれを地でいく本です。

全172ページで、活字は大きめ、上下の余白も広いです。
著者の主張するスローガン、例えば「トラブルに身を投げろ」などが大きな字で1ページを使い切っています。
読書スピードが遅い私でも、3時間程度で読み切りました。

著者は幻冬社社員でありながら、副業で「箕輪編集室」というオンラインサロンも主催する実業家でもあります。
「箕輪編集室」は月会費が5,940円で、会員が1300人いるとのこと。これだけで月収は770万円。また、他にコンサルなどもやっているとのことで、年収は幻冬社の給料の20倍もあるそうです。
何とも羨ましい限りです。

リンクを貼っておいたので興味のある方は行ってみてください。

camp-fire.jp

おっさんの言うことはすべて聞かなくていい

本を開くと「はじめに」で、の文章が目に飛び込んできました。
自分のことを否定されているようです。少々悲しくなり、モチベーションがダウンしました。
若者よ、もっとおじさんを大切にせよと。

しかし、氏の主旨は「おじさんいじり」ではありません。ここでのおじさんは古い考え方や秩序、ルールのことです。つまり古い考え方には従うなということです。

このブログの最後に目次を掲載しているので、参照していただきたいのですが、章タイトルがすべて「破壊せよ」「稼げ」「売れ」「動かせ」「癒着せよ」「熱狂せよ」と言う命令口調です。
私が運営しているもう一つのブログ「天使の知恵と悪魔のささやき」で悪魔のささやきに使用している命令調と同じです。これは「悪魔のささやき」か、とちょっと勘違いしました。

しかし、読者にうったえる表現として時には命令口調もありということです。

www.angdev.life

ヒット連発の編集者の頭の中

表現方法はともかくとして、大ヒットを連発する編集者の頭の中は、ブロガーにとって参考になることばかりです。
世の中で何が求められているのか、何を書くか、誰に届けるか、など考えるヒントが満載です。

私は、世間は「正しい情報」を求めていると思っていましたが、著者によれば江戸時代より「楽しい情報」が求められているとのこと。
確かにそうです。
楽しくなければブログではありません。

数あるブログの中から自分のブログ選んでもらうためには、楽しいブログでなくてはなくては誰も来てくれません。

副業禁止規定なんて確認する必要もない

副業規定など守るなと著者の考えが書かれていました。

著者は会社以外の収入が大きくなってしまっていたため、後付けで副業を説明して、どうにか、認めてもらったとのこです。

誰でも箕輪氏のようには行かないと思います。

しかし、「会社が社員の人生を丸ごと面倒見てくれるわけではない。」ということ。

これはリストラにあった自分には痛いほど分かります。

私は会社の言うことを聞いて数度転勤しました。妻にも子供にも転勤先へ付いて来てもらいました。しかし、あっさりと転勤先の地でリストラ。

子供はここ(転勤先)の学校へ通っているし、妻もこの地で職を得ています。身動き取れず、しばらくはここにいるしかありません。

会社に忠誠を誓っていたことがバカみたいです。

会社に遠慮する必要はありません。

どんどん自ら生きる道を切り開くべきです。

ただ熱狂せよ

第6章で、ヒットを作り出す秘訣を語っています。

それは熱狂すること。

まずは自分が好きなものを作る。

これが秘訣です。

ブログにおいても同じではないかと思います。記事数を増やすために、好きでもないことをアップしていてはPV数は伸びません。

テクニックやノウハウも必要です。しかし、一番大事なのはその記事に自分が熱狂していることです。

先日「ペライチ」の創業者である山下翔一氏にあるセミナーでお会いする機会がありました。

peraichi.com

「ペライチ」は誰でも簡単にホームページを作ることのできる簡易ツールで、そのユーザ数は10万人を突破したとそうです。

山下氏は地方を飛び回り、年間100本以上の講演をこなし、地方の中小企業のECサイト作成のために尽力をしています。

 彼も実に熱い人でした。すぐに熱気が伝わって来ました。

それは言葉ではありませんでした。

終わりに

恐ろしいくらいエネルギッシュな本でした。
私はエネルギッシュな若者は好きです。
むしろそのエネルギーを分けてもらいたいくらいです。
会社員として、そして、ブロガーとして、複数の収入を得るための、モチベーションを上げたい人にはぜひ一読を。

 

本書のポイントです。

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失敗やトラブルに前のめりに突っ込みたい。冷や汗と摩擦、恐怖や絶望をエンタメに消化したい。脳内にアドレナリンが噴き出し、誰かに伝えたくてたまらない。

おっさんは昔からの習慣を守りたがる。当たり前だ。そっちのほうが自分が変わらずにすんで都合がいいからだ。

民衆は「正しい情報」よりも「楽しい情報」を求めている。これは江戸時代の瓦版のころからの真理だ。

世の中の最前線で起きている動きに、五感を研ぎ澄ます。意識のアンテナを4本バキバキに立てっぱなしにしているだけで、リスクを未然に回避できる。

「副業禁止規定なんて確認する必要もない」と言われても、「そんなことできるわけない」と思っている人がいるかもしれない。

一般の民間企業が社業規則で副業を禁止するのは、意味がわからない。法律ではそんなことはどこにも定められていない。会社が社員の人生を丸ごと面倒見てくれるわけではない。

まずは自分が好きなものを作る。好きだから一冊でも多くの人に届けようと努力しているだけ。どれだけ健康本が売れていても健康に興味がないから僕は作れない。あくまでも自分が熱狂しているかどうか。

日本では「みんなちゃんとしているのだから、あなたもちゃんとしなさい」と子供に注意し、インドでは「あなたもダメなのだから、人のダメなところも許しなさい」と諭す。

一億総老後時代のように、自分が人生をかけるほど好きなものを皆が探すようになる。今まではお金を稼ぐのが上手な人が豊かであったが、これからは夢中になれるものを見つけている人が豊かになる。

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◆目次◆

はじめに こっちの世界に来て、革命を起こそう。
第1章【考え方】予定調和を破壊せよ
第2章【商売のやり方】自分の手で金を稼げ
第3章【個人の立たせ方】名前を売れ
第4章【仕事のやり方】手を動かせ
第5章【人間関係の作り方】癒着せよ
第6章【生き方】熱狂せよ
おわりに バカになって飛べ!

 

異次元歯ブラシだ!かなや刷子の歯ブラシを6ヶ月間使用した

こんにちは。

アラかん亭です。

かなや刷子(ブラシ)の馬毛歯ブラシを紹介します。

今、同じ歯ブラシを6ヶ月間使っています。

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馬毛歯ブラシ3本セット

私は、生まれてこのかた、何十年、ライオンやサンスター社の普通のナイロン歯ブラシしか使ったことしかありませんでした。最近は、ちょっと値段が高めですが、歯の健康を信じて、サンスターGUM歯ブラシを使っていました。汚れが、きれいに、効率的に落ちます。

ところが、たまたま東京上野は合羽橋の食器屋さん街で見つけたのがこの歯ブラシ。

派手さはまったくない紙箱入り、3本セットで980円。

ちょっと値段は高いけど試しに買ってみました。

これが常識をくつがえす異次元の歯ブラシでした。

老舗ブラシ専門店が作ると、歯ブラシもこうなるのですね。

かなや刷子さんは大正3年(1914年)創業とのこと。その歴史は104年の老舗です。現在にいたる中で、関東大震災でお店が全焼、さらに太平洋戦争の東京空襲でも全焼したそうです。その度に復興、かなり苦労を重ねてきたようです。

www.kanaya-brush.com

 

皆様もご存知のように、普通のナイロン製の歯ブラシは、毎日使うと長くて1ヶ月、3週くらいで毛先が開いてしまって、歯を効率よく磨けなくなります。

しかし、この歯ブラシは違います。

とにかく、朝晩、毎日、6ヶ月間使っても、ぜんぜん毛先が開かない(下記写真)。

だから、ずうっと長期間使える不思議な歯ブラシです。

箱には、「毛の消耗、抜毛・折毛の時は寿命ですので使用を止めてください」との注意書きがありました。寿命が来るのはこの時なのでしょう。

毛先が開かない歯ブラシ

毛先が開かない

さすがに6ヶ月間使うとちょっとブラシ毛に多少の乱れがありますが、まったく問題なく効率よく歯を磨けます。毛も消耗していない感じです。

これから先、いつまで使えるのか現時点ではまったく予測できません。

また、この歯ブラシは歯にあたった感覚も良好です。

毛の硬さの種類はありませんが、硬くもなく、柔らかくもなく。歯の汚れが適切に取れます。

かなり、かなりお買い得でした。

私は(いつになるか分かりませんが、、、)次もまたこの歯ブラシにします。

皆さん、この歯ブラシ、1本あたり330円くらいなので試しに使ってみてください。いかがでしょうか?

 

 

 

さよならEverNoteプレミアム(その4)

 

続きです。

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EverNoteのダウングレード手続き

いよいよEverNoteの契約のダウングレード作業です。

EverNoteのメニュー
ヘルプ→アカウント設定
(Webが自動的に立ち上がる)
アカウントの種類→登録プランの管理
無料のボタンを押す。

「プラスにダウングレード」ボタンがあり、ちょっと決心が揺らぎました。
プラスは
・端末数無制限、
・月間アプロード容量1GB、
・メールでEverNoteへデータを登録
とまずまずです。
が、プラスでも4200円/月なので、ここは初志貫徹でベーシックプラン(無料)へ移行することにしました。

端末は2台のみ

 ボタンを押してから、「ベーシックで使える端末は2台のみです」
とツボをとらえた引き留め工作が表示されました。

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さらに次の画面へ進みました。

「25MBより大きいノートは同期されません」
と表示されました。

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 この画面の下に過去自分のノートで25MB以上のもののタイトルが表示されました(プライベートの内容なので省略)。

私の場合、以前保存してから一度も再閲覧したこともないノートばかりでしたで。あまり心が揺るぎませんでした。

最後にアンケートが出ました。
自分は「料金が高すぎるから」にチェックしました。

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以上で終了しました。

なにぃ!本当の移行は来年4月からなの!

しかし、想定外がありました。
実際にダウングレードされるのは契約期間が切れる来年の3月末とのこと。
半年先です。

いますぐにダウンレードしてもらっても構わないので、お金を返して!と言いたいです。

でも、恐らく、約款にそれは認めないと書いてあることでしょう。

ということで、あと半年以上はプレミアムの枠でEverNoteを使うことになりました。

(読者の皆さん御免なさい)

断捨離はその場できっぱり物とお別れできるので、後腐りが少ないです。EverNoteは決断しても契約が切れるまで付き合うことになります。

EverNoteプレミアム移行を検討している方は手切れが悪いことも考慮してください。やるのなら早めにとうことです。

これで、今回の「さよならEverNoteプレミアム」のブログをこれで終了します。
ありがとうございました。

 

さよならEverNoteプレミアム(その3)

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昨日の続きです。

引越しの基本方針

私はGoogle関係のサービス、MACのメモ帳をよく使うので、GoogleアプリとMacメモ帳への移行をメインにしました。

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 つまり、
EverNoteプレミアムプラン

  →
 Googleドキュメント
  +GoogleKeep
  +Googleドライブ

+MACのメモ帳
 +EverNoteベーシックプラン

+EverNote無料プラン

てな感じで乗り換えを進めてみたいと思います。

頻繁にアクセスする重要なデータはGoogleドキュメントGoogleKeepへ乗り換え、
文章の下書き、メモはMACのメモ帳機能を使います。
これらは端末数の制限がありません。

MACメモ帳はMACのアプリなので当然Windowsにはありません。

その他は無料プランでそのままEverNote置くことにしました。
EverNoteは無料プランへ乗り換え(ダウングレード)してもデータは保持されるようです。
Googleドキュメント、GoogleKeepへ乗り換えは一件一件の手作業になるため、整理も含めて30ノートくらい移し替えれれば良いと考えました。

移行作業開始

テキストのみのノートをGoogleドキュメントへ移行する作業を始めました。
何も考えずに、コピペしてみました。
(command+A, command+c → command+V)

その結果です。

1.フォント書体の置き換え

以下のようにEverNoteのフォントはGoogleドキュメントへ置きかわります。

 

EverNoteのフォント→Googleドキュメントのフォント」

 Andale Mono → Arial
Arial
Arial Black → Arial
Brush Script MT → Arial
Comic Sans MS
Courier New
GeorgiaGeorgia
Helvetica Neue  → Arial
Impact
Times New Roman
rebuchet MS
Verdana

「→ 〇〇」 のないフォントはGoogleドキュメントでも同じフォントが使われます。
それ以外はArialへ一律に置き換わるようです。

2.フォントサイズの置き換え

EverNoteのフォント→Googleドキュメントのサイズ)
9→ 7
10→ 7.5
11→ 8.5
12→ 9
13 → 10
14 → 10.5
18→ 13.5
24→18
36→ 27

Googleドキュメントでは多少小さめに変換されます。

3.色の置き換え

ブラック、ブルー等々代表的な10色で試しましたがどれもそれっぽい色に置き換わりました。
色はモニターによって見え方が違うのであくまでもご参考です。


コピー元(EverNote

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コピー先(Googleドキュメント)

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4.画像、表の置き換え

画像+テキスト+表のノートをコピペしてみました。
何とこれもキレイにGoogleドキュメントへ移し替えができました、

特に表もコピーしてくれているので感激です。


コピー元(EverNote

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コピー先(Googleドキュメント)

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画像は左寄せで小さめなサイズであったのが、大きくなりドキュメント横幅最大まで広がりました。
表はほぼそのままで移行されています。

ということで、EverNoteGoogleドキュメントは手間がかかりますが、うまくいくようです。

Googleドキュメント案外使えるぞ!がわかりました。

今後、少しずつ移し替えていこうと思います。

続きは次回で書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

 本記事は、別のサイトへ一度掲載したものを、修正加筆し、Hatenaブログへ引っ越ししたものです。

さよならEverNoteプレミアム(その2)

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前回の続きです。

 

自分の使い方棚卸し

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次に、自分のEverNoteの使い方の棚卸しをして見ました。

(1)メモ
 ・英語の基本文系など毎日繰り返し参照するメモ
 ・調査したことや勉強したことの記録(画像+テキスト+表のノート)
 ・やったこと、アイデア、思いつきの時系列記録 
(2)WebClip
 閲覧したWebの切り抜き
 (EverNoteのWebClipperは、大変よくできています)
(3)PDFファイル等のファイルバックアップ
 添付ファイルにしてEverNoteの自アドレスへメール送付
(4)8台(過去も含め)の端末で同期 

(1)はEverNoteでなくてもできそうです。
  候補はGoogleドキュメントとMACのメモ。
  どちらも端末無制限です。

(2)の機能は優れていますが、自分は後でクリップした記事を後から見返す機会は少ないです。WebClipはプレミアムでなくても使えそうです。

(3)PDFをEverNoteに保管する意味は、保管先の一本化と検索機能です。
保管先の一本化はGoogleDriveへの一本化で良いと思います。
検索に関してはGoogleDriveはPDFの中身までチェックしないので、
保管文書を検索することが多い人は今ひとつかもしれません。

(4)これが一番のマイナス材料です。ベーシック(無料)で同期できる端末はMAX2台なので、何かを諦める必要あります。私は普段から使用しているのはMAC2台とiPhone1台です。
   iPhoneで見ることはあまりないので、iPhoneを諦めようかと思います。

移し替えツールがあるか?

次に、最初に移し替えツールがあるかネットを調べました。
残念ながらそんなツールは発見できませんでした。
手作業でできる範囲での引越しになります。

次回は引越しの基本方針について書こうと思います。

 本記事は、別のサイトへ一度掲載したものを、修正加筆し、Hatenaブログへ引っ越ししたものです。